COLUMN
断捨離のコツについて検索中ですね。
いらないものは捨てて、必要なものだけで暮らすことで、ものの管理がしやすくなり、時間や心の余裕を生む効果がある断捨離。
私が所属するクリーンケアでも、断捨離のお手伝いをさせていただくことがありますが、完了した後、みなさま「部屋だけじゃなく、気持ちもスッキリした」とおっしゃいます。
しかし、そんなシンプルな暮らしに憧れて「いざ断捨離をしよう」と思っても、どこから始めたら良いのか分からず、結局そのまま…という方も多いように感じます。
そこで今回は、日頃から仕事としてお掃除に従事させていただいている私が、断捨離のコツについてご紹介。
初めて断捨離にチャレンジされる方や、途中で諦めてしまった方は、ぜひ参考にしてください。
目次
断捨離と聞くと、「ひたすらものを捨てる」というイメージをお持ちかもしれません。実は「ただ捨てる」だけだと、本当の意味での断捨離にならず、結果としてリバウンドしてしまう可能性も高いです。
ここでは、効率良く、かつリバウンドも防ぐ断捨離の2つのコツをご紹介します。
・生活スタイルに合わせて、残す量を決める
・全てのものを出して「必要・不必要・保留」に分ける
順番に見ていきましょう。
まずは、生活スタイルに合わせて「どれくらいものを残すか」を決めましょう。
ものの数が生活サイクルに合っていないと、生活にストレスを感じて、環境も崩れてしまうからです。
アイテム別に、それぞれ考えた方が良いポイントをまとめました。
・衣類、タオル:洗濯の頻度
・食器類:同居している人数、来客の頻度
・本、雑誌:棚(収納)の容量
・日用品のストック:収納の容量・使用期限、使い切るサイクル
例えば、毎日洗濯するのであれば、服やタオルは最低3日分ほどあれば十分です。
もし、たまに洗濯しない日があるのなら、4日〜5日分ほど残しておきます。
収納して保管する日用品は、収納に入る分だけ残すようにしましょう。
生活スタイルが曖昧なままでは、せっかく断捨離してもリバウンドしてしまいます。
断捨離するときは、自分の生活スタイルや性格もしっかり見つめ直しましょう。
残す量が決まったら、次は「ものの仕分け」を行います。
収納に入っている「全てのもの」を出して、「必要・不要・保留」仕分けしましょう。
全てのものを出すことで、収納に「何を・どれくらい」入れているのか丸ごと把握できます。
お気に入りのもの、必要なものは残して、それ以外のものは処分しましょう。
断捨離をしていると、どうしても「残すか・捨てるか」迷ってしまうものも出てきます。
そんなときのために、「保留箱」を作っておくことをおすすめします。
迷っているものを無理に捨ててしまうと、後悔するケースも多いからです。
ただし、保留箱の期限は1ヶ月ほど。
1ヶ月経って、保留箱から取り出すことがなければ、なくても生活ができるはずです。
このように期日を作って判断すると、最終的に効率良く断捨離を進めることができます。
次は、断捨離で失敗しないためのポイントを4つ紹介します。
・最初は身の回りから、狭い部分の断捨離を始める
・家のエリアは分ける|1日1エリア
・捨てる基準を明確にする
・捨てる前に収納用品を買わない
順番に紹介していきます。
断捨離は、最初は身の回りの「小さな部分」から始めましょう。
片付けが苦手な方ほど、一気に家の雰囲気を変えようと思ってしまいがち。
しかし、断捨離に慣れていない人が「大掛かりな断捨離」に取り組もうとすると、途中で燃え尽きてしまうケースが多いです。
例えば、まずはポーチやバッグの中など、身の回りの小さな範囲から始めることをおすすめします。
慣れてきたら、次は机の引き出しや冷蔵庫、最後に部屋の一部という具合に範囲を広げていきましょう。
狭い範囲から断捨離の成功体験を積むことで自信につながり、日常的に断捨離が身につくようになります。
家全体を断捨離する場合、「キッチン」「リビング」「玄関」など、エリアを分けて取り組みましょう。
おすすめは1日、1エリアです。
家全体の断捨離は、エリアを分けずに一気に取り掛かろうとすると、「いる・いらない」の判断に疲れて、中途半端に終わってしまう可能性が高くなります。
例えば、まずはキッチンや洗面所、玄関など、毎日使うエリアからスタートするのがおすすめです。
物置きは、趣味や思い出のものが入っているため、「捨てるか・残すか」すぐ判断できず、時間がかかります。
「断捨離」に慣れてから、取りかかるのが良いでしょう。
断捨離は、一気に進めるのではなく、段階的に進めるのが失敗しないポイントです。
断捨離では、捨てる基準を明確にしておきましょう。
ものを捨てることをくり返していると、気分が高揚して何でも捨てたくなってしまうことがあります。
気分に任せていると、勢いで必要なものまで処分してしまい、後悔することになりかねません。
最後まで冷静に断捨離できるように、前もって、捨てる基準を明確にしておくことが大切です。
◆捨てるものの例
・一度だけしか使っていないもの
・壊れているもの
・2個以上あるもの
・見られたら恥ずかしいものなど
断捨離は、あくまで生活を快適にするために行うもの。
捨てすぎたことで、ストレスが逆にたまってしまわないように気をつけてくださいね。
とくにお気に入りのもの、緊急時に必要なものを処分してしまわないように気をつけましょう。
お気に入りのものは、生活必需品のようにすぐ手に入るわけではないからです。
他にも、防災用品のように緊急時に必要なものまで処分してしまうと、命に関わることもあります。
普段あまり着ない「喪服」もレンタルはできますが、葬儀場によっては用意できない可能性もあります。
いざというとき困らないように、断捨離は最後まで冷静に行いましょう。
最後に、断捨離で捨てる前に収納用品を買わないようにしましょう。
断捨離する前に収納用品を買うと「本当は手放しても良いけれど、購入した棚のスペースがあまったから残す」という判断もしかねません。
実際、断捨離をすると、ものの数はかなり減るので、収納家具は現状より不要になるケースが多いです。
収納用品は断捨離をした後に、「必要なものの総数」を把握してから購入するようにしましょう。
それでは最後に、アイテム別に断捨離するコツをそれぞれ具体的に紹介します。
・服や靴、バッグ
・本や雑誌
・書類
・思い出の品、子どもの作品
順番に見ていきましょう。
服や靴、バッグを断捨離するときは「まだ着られる(使える)か」で判断しないようにするのがコツ。
以下のポイントを基準にすると、処分しやすくなります。
・サイズが合わない
・ほつれがある、襟や袖がよれている
・今の好みに合わない
・1年以上使ってない
持っているだけで嬉しくなるものは、生活に彩りを与えてくれるので、残しておくことをおすすめします。
「いつか読むかも」とためこみやすい、本や雑誌。処分する基準は以下の通りになります。
・内容や情報が古い
・読もうと思えない
・読み返さない
買った当時は興味があっても、「今」興味がないものは、ためらわず処分しましょう。
ただし、読み返さないけれど、大切な本であるならば、無理に捨てる必要はありません。
書類も、気づいたらためこんでしまいますよね。
書類については、原本で保管しなければいけないものだけを残すようにしましょう。
その他はスパッと処分するか、スキャナーを使ってデジタル化して保管することをおすすめします。
思い出の品や、子どもの作品など大切なものは、無理に捨てる必要はありません。
ただし、部屋を圧迫してストレスを感じてしまうなら、次の方法で断捨離しましょう。
・1人1個ずつ、思い出ボックスを作る
・写真に撮ってデータ化する
まずは、1人1個ずつ思い出ボックスを作ります。
この箱に入るだけのものを残し、残りのものは、写真やスキャンしてデータ化しておきましょう。
いつでも見返すことができるので、心のわだかまりも減るはずです。
断捨離のコツについて、紹介してきました。
断捨離は、気合いだけで完了できるものではありません。
ある程度、ルールを作って効率良く進めることが大事です。
一気に終わらせようとすると、逆に疲れて中途半端になってしまうので注意してくださいね。
この記事が、快適なシンプルライフを送るための手助けになるよう祈っています。
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