COLUMN
「部屋を片付けたいのに、捨てられない」と悩んでいませんか?
部屋をきれいに片付けるのなら、不用品を処分するのは必須のことです。
それは分かってるのに「どうしても、捨てるとなると踏み切れない…」と困っているかもしれませんね。
そこでこの記事では、まず「ものを捨てられない原因」について解説。
合わせて、日頃からお仕事でお掃除に従事させていただいている私が、ものを捨てるコツや、片付ける方法を紹介します。
目次
片付けが苦手な方の多くは「昔から苦手だったから、改めて何で苦手なのか考えたことなかった」とおっしゃいます。
ものを捨てたり、片付けが苦手なのにはいくつか理由があります。
「苦手」を克服するためには、苦手な理由を知り、把握することが大切です。
ここでは、ものを捨てられない理由や片付けが苦手な人の特徴を紹介します。
・片付けの正しい手順が分からない
・忙しくて、時間に余裕がない
・「片付け=非日常」と思っている
・片付けたい理由が「他人軸」になっている
順番に見ていきましょう。
ものを捨てるのが苦手な方は、「捨てる基準」を考えずに捨てようとしがち。
「何でもかんでも捨てないと」という考えだと、捨てるときに苦しくなってしまいます。
他にも「ものを捨てたら、部屋が片付く」と思っている方も多いように感じます。
確かに、片付けは「ものを手放す」ことから始まりますが、ものが減っただけで部屋が片付くわけではありません。
片付けの正しい手順を知らないと、一度片付いたように見えてもリバウンドしてしまう可能性が高くなります。
片付けの正しい手順については、後ほど紹介しますね。
ものを捨てられない人の中には、「片付けは非日常的だ」と感じている方もいらっしゃいます。
今はSNSやブログが発達して、スッキリしたお家やお部屋が気軽に目に入るようになりました。
ただ素敵な暮らしに憧れる一方で、現状の部屋と比べて「現実はこんなものだしな」とがっかりしてしまうことも。
実際、今素敵なお家に住んでいる方は「現状を変えよう」と思って、少しずつ地道に行動してきた方がほとんどです。
片付けを非日常ではなく、日常にしていくことでスッキリした暮らしが手に入ります。
忙しくて時間に余裕がないと、片付けを後回しにしてしまいがち。
先ほどの理由ともつながりますが、片付けが苦手な人は「片付け=大変なもの」と思っている方がほとんど。
「大変なことは一気に済ませたい!」と思いつつも、現実は忙しくて「一気に片付ける時間」が作れません。
私個人としては、家全体を1日で片付けるというのは、業者に依頼しない限り、かなり厳しいように感じます。
1日に1ヶ所、毎週日曜日の1時間だけ片付けの時間を取るなど、定期的に片付けの時間を意識的に取るようにすることをおすすめします。
ものを捨てられない人は、片付けたい理由が「他人軸」になっているケースも多いです。
理由が他人軸になっているとは、例えば「子どもの友達が家に来るから」「親に片付けなさいと言われたから」など、片付けたい理由が他人になっているということ。
そもそも「ものを捨てる」と決断することは、自分の価値観に折り合いをつける行為とも言えます。
そのため、人に「捨てなさい」と言われても、心から「やるぞ」とは思えません。
自分が心から「捨てた方が良い」と思えていないときは、なかなかものは捨てられないのです。
ここまで、ものを捨てられない理由や原因について解説してきました。
ここからは、私もお仕事でお客さまにお伝えしている「片付け方法」を紹介します。
片付けにも正しい順番があります。
正しい順番で片付けをすれば、ものを捨てるのが苦手な方でも、家全体を整理できて、さらにリバウンドも予防できます。
◆片付けの順番
・どんな生活にしたいか計画して、断捨離(所有物の仕分け、処分)する
・収納する
・部屋を維持する
順番に見ていきましょう。
まずは、理想の生活を考えて、計画を立ててから断捨離をしていきましょう。
・理想の部屋を考える
・計画を立てる
・断捨離(ものを仕分け、処分)する
実際に片付ける前に、計画をしっかり立てるのがポイント。
どんな部屋にしたいかイメージがぼんやりしていると、目指すゴールがあいまいで、結局中途半端に終わってしまうからです。
家族がいる人は、家族とも話し合って、全員が住みやすい家を話し合っておきましょう。
理想の部屋が固まったら、次は片付けの計画を立てます。
おすすめは1日に1部屋ずつ、片付けること。
小さな計画の方がちゃんと達成しやすいし、成功体験をつめて片付けのモチベーションも上がりやすくなるからです。
時間はかかるけど、「そういうもの」と思って臨んでくださいね。
計画が決まってから、ようやく断捨離をしていきます。
何でもかんでも捨てていくのではなく、きちんと「必要か・不要か」判断して仕分けていきましょう。
こちらでは、ものを捨てるのが苦手な方に試してほしい「断捨離のコツ」を具体的に紹介しています。
【掃除のプロ直伝】断捨離のコツ|今日からできるやり方と失敗しないための注意点
断捨離が終わったら、ものを収納していきましょう。
収納するときは、「使いやすさ・動線」を考えて片付けていくのがポイントです。
使いやすさや動線は、以下の点を抑えると分かりやすくなります。
・今の優先順位、使用頻度
・デッドスペースの活用
詳しく見ていきましょう。
収納は、「今」の優先順位や使用頻度に合わせましょう。
優先順位や使用頻度に合ってない収納にすると、少しずつ部屋の収納が崩壊していくからです。
例えば、優先順位が高いものは収納の前の方に、低いものは後ろの方におくようにしよう。
他にも、高さのある棚では、よく使うものを手の届きやすいところに。使用頻度の低いものは、高いところや低いところに置くようにします。
「1日のうちに何度も出し入れするもの、毎日使うもの」が取り出しやすいように工夫すれば、収納はキープしやすくなります。
収納を考えるときは、デッドスペースをなくすようにするのも大切です。
片付けが苦手な人は、1ヶ所にものを集めてしまいがち。
そのため、あるスペースは収納がパンクしているのに、別のスペースはガラガラ(デッドスペース)になっているご家庭も多いです。
まずは、収納がパンクしているところに何を置いているか、全て書き出してみましょう。
書き出したら、使用頻度を考慮して、他の場所に移動させます。
1つのスペースだけにものが集中しないように、工夫しましょう。
収納した後は、そのきれいな状態を維持する習慣を身につけましょう。
きれいな部屋を維持するおすすめの習慣は以下の通りです。
・1日に1回、片付けの時間を作る
・行動と「片付け」をセットにする
順番に見ていきましょう。
片付けを習慣にするには、1日1回、片付けの時間を作るようにしましょう。
時間は5分ほどの短い時間でかまいません。
少しずつ「片付ける」という行動に慣れることができます。
散らかっている状態が「常」ではなく、一時的なものになることで、自然と「散らかる=違和感」と捉え直せるようになるはずです。
片付けが苦手な人は、片付けを後回しにしてしまいがち。
そこで行動と片付けをセットにすることで、片付けを習慣にしましょう。
行動と片付けのセットの例を挙げてみました。
・食事をしたら、すぐに食器を洗う
・洗顔をしたら、洗面台を洗う
・洗濯物を取り入れたら、すぐたたんでしまう
何かをしたら「すぐに片付け」をすることで、後回しにするクセが減っていきます。
まずは1つずつ、できそうなものに取り組んでみましょう。
ものを捨てられない理由や、ものを捨てるのが苦手な方におすすめの片付け方法を紹介してきました。
片付けは特別なものでもなければ、特別な人じゃなければできないというわけではありません。
「自分がものを捨てられない理由」を知り、現状を受け止めて、少しずつ生活に片付けを取り込んで習慣にしていきましょう。
この記事が、快適な生活を送るための手助けになれば幸いです。
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