COLUMN
「家がゴミ屋敷なので何とかしたい。でも業者の中には悪徳業者もいると聞いている。どんな業者だと危ないのかな?」
「ゴミ屋敷の清掃って、やっぱり立ち合いはしたほうがいいのかな?」
ゴミ屋敷の清掃業者の中には、依頼者をだます悪徳業者がいます。
失敗しないためにも、事前に「どんな業者だと危ないのか?」は知っておきたいところです。
そこで今回は、ゴミ屋敷清掃の悪徳業者を見極めるポイント、悪徳業者に引っかかってしまったらどうすればいいのかを解説しましょう。
目次
ゴミ屋敷清掃の悪徳業者か、見極めるポイントを7個にまとめました。
順番に見ていきましょう。
まず確認していただきたいのが、「見積書におかしな点はないか?」です。
悪徳業者の場合、作業にかかった人数や日数、部屋の広さにゴミの量など、見積書に詳細が書かれていない可能性があるでしょう。
また見積書と請求書で料金が違うのも、悪徳業者ではよくあるトラブルです。
見積書は、「追加料金はあるのか」「現地まで来て見積もりをしてくれるか」など、しっかり確認しておきましょう。
見積もりも領収書も出さない悪徳業者がいる
悪徳業者の中には、見積書も領収書も出さない業者がいます。
こういった業者は、ゴミの不法投棄や、後から電話をかけても「すでに使われていない」といったことが珍しくありません。
悪徳業者は当たり前のことをしないため、注意しましょう。
清掃当日に立ち合いは選べるのか、確認しておきましょう。
とはいえ、自分の部屋が清掃されるのを見るのは、恥ずかしい方もいるのではないでしょうか?
そういった方のためにも、「気軽に相談できる業者か?」よく確認しておきましょう。
このとき、「立ち合いはしてもいいし、しなくてもいい」と、依頼者に選択肢を提示してくれる清掃業者がおすすめです。
「立ち合いの時間帯の指定ができる」など、柔軟な姿勢の業者だとなお良しです。
むしろ「立ち合いはできない」という業者は、悪徳業者の可能性もあるため、注意しましょう。
相場と比べて、費用が高すぎたり、安すぎたりする業者も良くありません。
高すぎるのは、「相場を研究していない」「依頼者の足元を見ている」可能性があります。
一方、安すぎるのは「それなり」の業者といえるでしょう。
また見積もりは1社のみだけでなく、2、3社から選んで比較検討するのがおすすめです。
ちなみに1人暮らし(1K)の片付け相場は、約3万5,000円です。
ある程度の相場観をつかんでおけば、悪徳業者に引っかかりにくくなるでしょう。
その業者に対する、口コミや評価はいいか確認しておきましょう。
「ネットの口コミだけでは不安」という方は、実際に依頼したことのある知人などから、業者を教えてもらうのもいいでしょう。
悪徳業者だと、「言葉遣いや態度が悪い」「客に対しては丁寧だが、部下や身内には態度が大きい」「きちんと説明をしない」などがあります。
業者のことを知らないからこそ、事前の口コミや評価の確認は大事です。
軽トラックで急にやって来て、売り込みをするような業者には注意してください。
こういった業者は、無許可の業者の可能性が高いです。
実際に「不用品を回収します」と、軽トラックで来た回収業者から、「回収後、勝手にお金を請求された」というトラブルの報告があります。
こういった業者は、依頼者をごまかすために自分勝手なルールで動いているため、くれぐれも注意しましょう。
不用品の買取額が明らかにおかしくないか
悪徳業者で買い取りをうたっていると、明らかに買取額が低い可能性があります。
実際に金やプラチナのネックレスを鑑定してもらったところ、「ろくに鑑定をしなかった」「明細書がなかった」といったトラブルがあります。
業者に違和感を覚えたら、即判断するのではなく、一度冷静になって考えてみましょう。
悪徳業者だと、必要な資格と許可証を持っていなかったり、保険に加入していなかったりする可能性があります。
「許可証を持っていない」「保険に加入していない」と聞くだけで、法令を把握しておらず、倫理観のない業者と分かるでしょう。
ゴミ屋敷清掃に関する、資格や許可などをまとめました。
清掃業者に依頼する際には、これらの許可や資格があるのかも確認しておきましょう。
山や河原に不法投棄をする悪徳業者がいる
山や河原に勝手に不法投棄する悪徳業者もいます。
こういった業者は当然きちんと法令を学んでおらず、自治体のルールに基づいた処分方法を知りません。
悪徳業者の根底には、「処分費用を浮かせて利益を得たい」という、身勝手な思いがあります。
自分のゴミがいつのまに不法投棄されないためにも、どんな許可や資格などを持っているか確認しておきましょう。
業者の電話対応や現場での言葉遣い、態度は丁寧か、よく確認しておきましょう。
「悪徳業者かもしれない」と思えるポイントをまとめましたので、参考になさってください。
業者に対して、会話や対応に違和感はないか、よく見ておきましょう。
ゴミ屋敷清掃の悪徳業者を見極めるポイントをお伝えしてきましたが、それでも悪徳業者に引っかかってしまったらどうしたらいいのでしょうか?
この章では、悪徳業者に引っかかってしまったときの対処方法をお伝えしましょう。
まずは問題の業者に直接連絡しましょう。
とはいえ悪徳業者というのは、いざ電話をしても「すでに使われていない電話番号だった」といったことが珍しくありません。
後々困らないためにも、連絡先や手がかりとなる物は手元に残しておきましょう。
「どうしても業者と連絡が付かない」という場合、消費生活センターや国民生活センター、警察などに知らせましょう。
消費生活センターとは、地方公共団体が運営する、商品やサービスに関する苦情やトラブルなどの相談を受け付けている窓口です。
国民生活センターとは、消費生活センターと同じく商品やサービスの苦情などを受け付けており、運営元が国という違いがあります。
一方、「明らかに詐欺被害だ」「警察に捜査してほしい」といった方は、警察に通報するといいでしょう。
また「緊急性はないが警察に連絡したい」という場合は、「110番」ではなく、「#9110」で警察相談専用電話に相談もできます。
内容や気持ちに合わせて、相談先を選んでみてください。
最後に、お伝えしてきた内容をまとめましょう。
悪徳業者に引っかからず、良いゴミ屋敷清掃業者に依頼しましょう!
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【参照・参考サイト】
国民生活センター:身近な消費者トラブルQ&A|不用な家電を回収するという回収業者にビデオデッキのリサイクル料金を徴収された
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